フーの日日是好日

1歳児子育て中アラサー主婦による、育児と雑記ブログ。

競走馬と野球部員から考える、映画『千年女優』の魅力。そしてラオウとの比較。

こんにちは。初心に戻ったフーです。

気分転換ブログなんだから、好きに書く!

 

前回見てくださった方、とても見苦しい記事でしたが、ありがとうございました!心温まって、豆腐メンタルが湯豆腐メンタルになりました。ぬくぬく。

ということで、新たに『日々の雑感』カテゴリ設けたので、ちょっと日記書きます。

手帳に書くと手が疲れるのでブログに書きます。絶対アクセス増えんわ(笑)。

PRO化騒動は何だったのか…もう欲無くなりました。

 

競走馬と野球部員を見たら胸が熱くなったと同時に羨ましくなって、好きな映画にまで想いを馳せた、精神的BBAなアラサーの独り言をよろしければどうぞ。本当に日記と雑感です。

競走馬と野球部員を見て思ったこと

一見すると競走馬と野球部員との間になんの関係があるの?って話なんですが、私の中では共通項があったわけです。

ちなみにそれぞれ別日に見ました。詳細は以下の通り。

 

土曜日。夕暮れ時に白球を追う野球少年を見た。

遠くに住む友人の家に遊びに行って帰る途中、中学校の横の細道を通った私。グラウンドでは野球部が練習試合をしている最中でした。

ちょうど打者が良い当たりを出して、ボールがこちらの方へ転がってきた。それを捕りに全速力でかけてくるレフトの少年。 もう日が大分暮れて薄暗く寒いなか、そんなのもちろん関係なく、一心にボールの元へ駆けてくる。

私は野球部員ではなかったけれど、あぁ、私も部活やっているときは時間も忘れて一心に取り組んでいたなぁと懐かしく思った。と同時に、全力で走る姿が印象的で心に残った。

 

日曜日。全速力で駆け抜ける競走馬を見た。

日曜の午後、息抜きに録画しておいた番組を見終わって、リアルタイムの民放を何気なしに入れてみた。するとちょうど競馬番組がやっていた。普段特に競馬はやらないし見もしないけど、私が高校生のときに亡くなったおじいちゃんが競馬好きだった(ギャンブル運は無かった)ことをふと思い出したので見てみた。

どうせ観るならと、家族それぞれ1着予想をして応援することに。ちなみに全員無知なので、直感。

 

私:馬番1・オジュウチョウサン

夫:馬番6・サトノダイヤモンド

1歳児:馬番4・マカヒキ(この馬が映ったときに声だしたから(笑))

 

そしてレース開始。歓声があがる。レースはずっと馬番14のキセキが先頭にいたけど、最終コーナー及び直線で大きく入れ替わって、結果1着は馬番8のブラストワンピースだった。全員ハズレ(笑)。

レースが終わって、夫は「あー面白かった」位なもんだったが、私は違った。

 

「全力で一心に走るお馬さん、胸アツ…!!!」

 

その前のレースを観たときにも少し感動していたのだが、大一番のレースを観たら、かなり胸に来るものがあった。なんならちょっと目に涙がにじんで、1滴こぼれた(ウソみたいだけど本当)。夫はそこまでなるのはワカランと軽く引いていた。

最終コーナー辺りでジョッキーが勝負に出てバシバシ鼓舞し、それに応えるように一心に駆け抜けるお馬さん。その全力で走る姿は、清々しくも、カッコよくも、羨ましくもあった。(競走馬人生って過酷だから、生まれ変わりたくはないけど…。)

 

一心に全力で駆けたのって、いつが最後?

と、お馬さんの興奮が冷めてきて思った。昨日も野球部員の姿を見て色々思ったけど、私が一心に全力で駆けたのっていつだっけ?

そりゃ、電車に遅れる!とか遅刻する!とかで全力で走ることはあるけど、そういうシチュエーションや損得抜きで全力で駆けたのって、いつ?

ちなみにここで言う「駆ける」は、リアルに足使って走るということだけでなくて、心を傾けて取り組むことも含みます。一心に全力で取り組んだのって、いつが最後?

私は最近全くないです。

なんなら少なくとも社会人になってから、そんなものあった記憶がない。

仕事においては、やらないと色々マズイから注力して、結果達成感があったことは何回かあるけど、私生活でそんなんない。

一心に全力で取り組むことで、充足感や達成感があることは知っている。でも最近その取り組む対象がない。

だから、一心に全力で駆けぬけられる姿が、カッコよくも羨ましくも思うのだ。

 

取り組む対象がないのは、損得勘定が働くから

完全に持論だが、私が社会人になって以降、注力できる対象がないのは損得勘定が大きく働くようになったからだと思う。

それは、時間的にも金銭的にもだ。

時間で言うと、フルタイム勤務の場合、単純にプライベートの時間は少なくなる。その限られた時間で何かしようとすると、無駄な時間を過ごすことは避けたい。新しいことを何か始めようか?といったときに、結局飽きてやめることになって時間が無駄にならないか?とか、考えてしまう。自分が飽き性なのもわかっているので余計に。頭でっかちになって、なかなか始められない。

金銭的なところで言うと、結果やめるかもしれない可能性を考慮すると、どうしてももったいないなと思ってしまい手がでない。

損得勘定が働いてしまって、一心に何かに取り組むチャンスを逃していると思う。

 

一心に取り組める人は、精神的に若い

これも持論だが、一心に取り組める人は精神的に若いと思う。

日々の生活に必要ではない事柄に取り組むって、エネルギーがいる。私は普段の生活ですら息切れ気味なので、趣味に力を注ぐことができる人が羨ましくてしょうがない。エネルギーが枯渇している私は、エネルギー溢るる人たちをみて、「意欲的で良いなぁ私にも昔そんなときがあったかなぁ。」ぼんやり見ているばかり。精神的にBBAだと思う。そして何かにエネルギーを注ぐことができる人は、精神的に若いと思う。

一心に全力で取り組むことができない私は、できる人にすごく憧れるし、そういう人は見ているだけで気持ちが良いので、つい目で追ってしまう。

ブログ界においてもこの人すごいな!という人がちらほらおられるので、ちょこちょこ覗かせてもらっている。

ちなみに、エネルギーないクセに偉そうな意見になるが、自分の能力を高く見せたいのか「私そこそこしかやってないけど、こーんなにできちゃった☆てへっ☆」みたいなのは、すごいと思うけど清々しさが感じられず惹かれないので、あまりファンにはならない。

体裁を気にせず、見栄も張らず、というかそういうのを全く考えずに駆け抜けることが、一心に取り組むということであって、色々さらけ出しつつも全力で駆ける人の方が私は好きだ。見ている方も清々しくなるから。

 

そういう人に憧れるのは、『千年女優』が好きな理由でもあった。

と、書いているうちに気がついた。

 

一心で全力で駆ける人って、私の一番好きな映画『千年女優』の主人公、千代子さんもそうじゃん!

何なら千代子さん、趣味どころか人生そのものを全力で駆け抜けちゃってるよ!

 

映画『千年女優』って何ぞや?という人が殆どだと思います。とはいえ、この記事見ている人も殆どいないと思うので大分端折りますが、ざっくりいうとこんな感じ。

 

数十年前に突然引退した伝説の大女優、藤原千代子。華々しい活躍の裏で、その人生は少女時代に惹かれたある男を追いかけ続けたものだった。千代子の出演した作品を織り混ぜつつ語られるその人生。千代子は想い続けた男に再び逢えたのか?

 

『千年女優』ファンが見たらキレられそうな雑な紹介ですが…。

ちなみに千代子さんのビジュアル↓

books.rakuten.co.jp

私はもちろん、Blu-ray持っています!!

 

千代子さんとラオウ

私がこの映画を好きな理由は、千代子さんの自己受容が半端ないからです。千代子さんが想い人に再び逢えたかどうかは伏せますが、何はともあれ、最終的に自分の人生を肯定的に捉えている。というよりも、正確に言うと、自分の人生を受容している。

私のなかでは、千代子さんは簡単に言うと女版ラオウです。いや、もっと人間臭いかな。もしかしたらちょっとは後悔しているところもあるのかもしれないけれど、概ね人生を肯定的にとらえ、受け入れている。

ぶっちゃけ私は『北斗の拳』世代ではないし(もっと若いよ!)、漫画を読んではいないので、かの有名な「我が生涯に一片の悔いなし」の詳細なシチュエーションは分からないです。しかしこれでもか!というくらいの自己肯定感溢れるセリフというのは分かります。

千代子さんも、本編の最後に自己肯定感を含む、自己受容度1000%のセリフを言います。それで物語は幕を下ろす。

千代子さんはどんなセリフを言ったのか?これは映画の最大の見所なので、ぜひ観ていただきたいです。ちなみにネット上では色々意見が割れています(笑)。セリフにがっかりしたとか。素晴らしいとか。それほど衝撃的な言葉を吐きます。私も初見ではマジかよ?と思って、巻き戻して再確認しました(笑)。今では自己肯定・自己受容の言葉だと捉えていますが。

昔ネットの感想、評論を見たときにしっくりきたものが、「千代子のセリフ、男性には分からないだろうが、女性には共感できるだろう」というもの。激しく同意です。女の人ってそういうとこあるよね、と。というか、男性なのに女の人の心理をここまで理解できる今監督ってすごい。夭逝されたのが残念でならない。

大分話がそれましたが、ラオウに引けを取らない自己肯定感・自己受容をもつのが千代子さんなのです。その点が、私がこの映画を好きな理由だと思っていました。

 

一心で人生を駆け抜けた千代子さん

しかし、今思うとそれだけではないのだとわかります。

千代子さん、「もう一度あの人にあいたいんです!!!」という一心で人生を全力で駆け抜けます。本編、ずっと千代子さんが走ってばっかりです。比喩でなく、本当に走りっぱなし。

正直言って、一心に追い求めるがばかりに周りのひとに迷惑をかけているシーンも多々あります。「あの人にもらった大切なものがないの~、あれがないと私ダメなの~」という感じで、よくよく見てみると結構人を巻き込んで迷惑かけている。

それでも千代子さんが魅力的なのは、やっぱり 「もう一度あの人にあいたいんです!!!」という一心で全力で駆け抜ける姿が、清々しくて、純度100%で美しくさえ見えるからなのだ。美しいものには心惹かれるものです。

映画のキャッチコピーが「その愛は狂気にも似ている」なのですが、私は最初ちょっと違うくない?と思っていました。しかし何回も何回も見ているうちに、ちょっとわかるような気がした。一生かけて想い人を一心で追い続けるって、普通の人にはできない。酸素が多すぎると毒になるのと同じで、想いの純度が高すぎると、ある意味狂気と裏表の関係になるのかもしれないなと。個人的感想ですが。

ちょっと話がずれましたが、私は千代子さんの、一心に人生を駆け抜ける姿にも惹かれていた訳です。

競走馬と野球部員をみて気づきました。

好きな映画の好きな理由の理解が深まって良かった。自己満足度1000%記事です。

 

おわりに

大変長くなりましたが、私は一心に取り組める人が好きです。尊敬します。その人がやっていることを、覗かせてもらうのも好きです。

私もそういう人になりたいけどな。でも無理しても疲れるだけなので、自然体でいきたいと思います。取り組みたいと思ったときに、頑張りたい。

 

あー、『千年女優』観たくなったー!

まとまった時間を確保するのは難しいので、『千年女優』EDのロタティオンを聴いて気を紛らわそう。

 

ヒラサワさーん!Twitterフォローしたーい!まっててー!!

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!