私の祖母(子どもからすると曾祖母)が亡くなり、先日お通夜とお葬式に参列してきました。
おばあちゃんは何かしらの病気になった訳でなく、誰がどう見ても老衰で寿命を全うしたなという感じ。
そのため多少の涙はあったものの、かなり明るくワイワイした感じで送れたので良かったな~といった思いです。
今回子連れで参列してみて「子連れで参列するなら、絶対【折り紙とペン】を持っていって欲しい!」と思ったので、それについてサクッと書きたいと思います。
というか、子連れでなくても持っていって欲しいかも。
後悔のないように、少しでも参考になれば嬉しいです。
子連れで通夜・葬式に行くなら【折り紙とペン】を持っていこう
注意点がひとつあります。
棺の中に紙類をいれていいかは、斎場(火葬場)によってルールがあるかと思うので、必ずご確認くださいね。
今回折り紙とペンを用意してくれたのは、葬儀場で働く親戚の子でした。
すべて100均で買ってきたとのこと(「私あっても使わないし~」ということで貰いました)。
和柄もあるんだな~とびっくり。
通夜・葬式には和柄の方が雰囲気が出ていいですね。紙の質もしっかりしていました。
以下、折り紙がこんな風に役立ちましたよ~というのを紹介したいと思います。
裏面に似顔絵を描かせる
真っ白な裏面。子どもにひいおばあちゃんの似顔絵を描かせました。
ペンが握れる子ならできる、シンプルながら最高のプレゼントだな~と。我が子はひいおばあちゃんの似顔絵と、アンパンマンたちのイラストを何枚にもわたって描いていました。
もちろんそのまま棺に入れてもよかったのですが、私が折り鶴にして棺の中に入れました。 なんだかその方がおばあちゃんに届く気がして。
お葬式の時には最後にお花を入れるので良いですが、お通夜の段階では最小限のお花と従兄弟の子どもが書いた絵しか入っていなかったので、折り紙ながら故人の周りが多少にぎやかくなって良かったと思います。
裏面にお手紙を書く
お絵描きでなくてももちろんOK。大人でもOK。最後のお別れですからね。感謝の言葉や言いたいことを書くのにもとても役立ちます。
私は封筒と便箋を用意してそちらに書いたので使いませんでしたが、一言感謝を述べたい人には折り紙位の大きさがちょうどよかったみたいです。字が書ける子なら一言書かせることもできます。
お手紙を書いた後に折り鶴やお花に折ってしまえば他の人には見えないので、お手軽ながらいいアイデアだなと思いました。
棺の中の装飾に使える
絵やお手紙を裏面に書かなくても、そのまま個人を偲びつつ鶴やお花を折るのも良いです。装飾に使えますからね。
親戚とお話ししたりするのも大事な時間ですが、もし手持ち無沙汰になってしまったら一心に折り紙を折るのも、故人を送るのにステキな時間だと思います。私も子供を見ながら折り鶴折って棺に入れました。
余りは待機中の遊びに使える
幼稚園児たちは紙飛行機を作っては楽しそうにしていました。
可愛がっていたひ孫たちの楽しい声が聞けて、ひいおばあちゃんも嬉しかったと思います。
子どもたちも長い間待機室にいるのは飽きちゃいますからね。遊び道具の一つとしてあれば、とても便利です。
おわりに
子連れで冠婚葬祭に出席となると、如何に静かにさせるか?等に気をとられがちです。
しかし重要なのは、故人をきちんと送ること。
子どもたちが少しでも参加できるようにしてあげると、後から振り返ったときに親としての後悔がなくて済むのかなと思います。私もおばあちゃんに子どもが描いた似顔絵をプレゼントすることができて、心が満たされました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。