消費税率が一部を除き10パーセントになりましたね。
我が家は特に駆け込みで買う気はなかったのですが、結局世間の波に乗っかって(流されて?)買ってしまいました。
子ども関係でいうと、絵本。
というか子ども用にとかこつけて、私が欲しかった絵本ばかり買いました(笑)。
そのうちの1冊(3冊)がこちら。
『ムーミンの絵本』三部作セット!!!
基本的に本や絵本をレビューできるような脳みそは持っていないので、書評記事は書かない方針です。しかしこのセットはちょっとでもムーミンが好きであれば絵を見るだけでニヤつける、全ムーミンファンにおすすめしたいものだったので、紹介したと思います。
ムーミン好きな方への出産祝い、子どもへのプレゼントはもちろん、ムーミン好きな大人の方へのプレゼントにもとってもおすすめです!
『ムーミンの絵本』三部作セットが可愛すぎる!全ムーミンファンにおすすめ。
いや~、もう表紙を見るだけで可愛い三部作セットはこちら。
『ムーミンのたからもの』、『ムーミンのともだち』、『ムーミンのともだち』の三冊セットになります。
最初は母子がぎゅっとしてほほえましい表紙の『ムーミンのたからもの』だけ購入するつもりでしたが、口コミがどの本もよかったので、結局全部買ってしまいました。
結果的に、三冊すべて購入してよかったです。
中の絵もとっても可愛いし、何といっても内容がすごくいい! 大人が見ても、色々考えさせられます。ムーミン谷のみんな、ステキすぎる…!
ちなみに三冊セットのスリーブケース裏面には、ざっとあらすじが書いてあります。
以下、あらすじを紹介しつつ、私が読んでみてグッと来たところをあまりネタバレしない程度に書きたいと思います。
『ムーミンのたからもの』のあらすじと感想
まずはスリーブケースのあらすじをご紹介。
ムーミン谷のなかまたちは、みんな自分だけの「たからもの」をもってます。
スナフキンはハーモニカ、ママはハンドバッグ、パパはぼうし、ミイは自由な心。
では、ムーミンの「たからもの」は?
もう、ムーミンママとムーミンがギュッとしている絵を見るだけで和むのですが、内容もとっても良かったです。
人が持っているような「たからもの」がないなぁ、というムーミンの気持ち、とても分かります。私も人と比べてしまうことって意味がないなと頭では理解しつつも、やっぱり気になってしまうので。
しかしムーミン、「たからもの」がないなぁでは終わりません。探しに行くんですね。その時点でもムーミン良い子!て感じですが、探している途中もムーミンの、ムーミンらしい、ステキなところが垣間見えます。
ムーミンが「たからもの」を見つけられたのか?というのは伏せますが、人は誰しも、自分では気が付いていないだけで「たからもの」を持っているんだなぁと肯定的に思える、とても心温まるお話です。
『ムーミンのともだち』のあらすじと感想
スリーブケースのあらすじはこちら。
もうすぐムーミン谷が雪でおおわれる冬がやってきます。
冬がちかづくと、スナフキンはひとりで南の国へ旅に出て、春まで帰ってきません。
ともだちがいないとさびしいね、ムーミン。
でも……。
ともだちとしばらく会えないのが寂しい…。でもうじうじした言葉をかけるのははばかられる…。これまたムーミンの気持ちがよく分かる!共感する人も多いかと思います。
もうムーミンの素直さ純朴さが、可愛くて可愛くて。
ため息をついてばかりのムーミンですが、ムーミン谷の仲間たちとのやり取りの中で、気持ち、考え方が少しずつ変わっていきます。ネタバレになるので控えますが、一つだけ言うと、ミイは口が悪いけど言っている内容は優しい(笑)。
目の前の寂しいこと、つらいことばかり見るのではなく、その先にある楽しいこと、わくわくすることにも目を向ける。すべてつながっているのだから。
そんな風に思わせてくれる絵本です。
『ムーミンのふしぎ』のあらすじと感想
あらすじは以下の通り。
青い海の水を手ですくっても、その水は青色ではなくすきとおっています。
ムーミンはふしぎでたまりません。
目に見えていたものが、見えなくなってしまうのは、どうしてなんでしょう?
まず不思議に思うムーミンの感性がステキでこれまたメロメロなんですが、途中に出てくるスナフキンのミニマリスト的思考には唸らされます。ミニマリストの鑑。少ない荷物で旅しているので、よくよく考えたらスナフキンこそミニマリストの究極系だなと。ミニマリストが目指すべきはスナフキンだったのか…!!!という感じです。
と、そういえばスナフキンってある意味ミニマリストだな、と思ったのでミニマリストミニマリスト言っていますが、スナフキンの言っていることはミニマリストだけでなく、様々な人に響くものだと思います。
自分で体験して目に焼き付けて感じ取って、自分だけの思い出として頭や心や体に刻み込む。何でもかんでも手に入れたり記録したりしがちですが、その瞬間を味わう心は忘れずに持ち続けたいな、と思いました。
ちなみに1歳児はどの程度楽しんでいる?
実質自分用に買ったわけですが、せっかくだし子どもにも見せています。
が、ページ数も文字も多いので、最初の数回しか読み切っていません。この文章量だと、幼稚園児や小学校低学年くらいの子にちょうどいいのかな?
絵本として読み込むことはまだないですが、我が子はムーミンが好きなので、ページをめくってはムーミンを眺めています。特にムーミンが怖がっているページが何故か好きなので、そのページを探す遊びを日々繰り返しています(笑)。なかなか見ない表情だからかな。
余談ですが、子どものムーミン好きは、私の兄弟が昔のムーミンのOPをユーチューブを何回も見せたのがきっかけです。「ねぇムーミン♪こっち向いて♪」の時代のものです(私も兄弟も世代じゃないのに(笑))。
アンパンマンやいないいないばぁなどはともかく、そのほかのキャラクターが好きな子は、きっと親や身近な人がそのキャラクターを好きなんだろうな~と思ってしまいます。
おわりに
▼三冊すべて、裏表紙はムーミン谷の風景です。
最初はムーミンが可愛いからという理由で買った三冊ですが、思って以上に内容がステキで、私にとって大事な絵本になりました。
子どもへのプレゼントにももちろんいいですが、個人的には大人に読んでほしい絵本だなと思いました。何かしら気づきが得られると思います。
そして、読んだら一層ムーミンが好きになるはず!
私はリラックスタイム用に、ムーミンのマグカップが欲しくなってしまいました。ちょっとしたムーミンブームの到来です(笑)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)
▼ムーミンの赤ちゃん絵本はこれを持っています。我が子は食いつきがよかったです。
▼我が子は最初、絵本を見ると「エーン!」泣く子どもでした(笑)。