※別のところで書いていた読書記録を転載。
実際に読んだのは2022年8月10日くらい。
『花々』原田マハ
『カフーを待ちわびて』に出てきた、ダイビングショップのアルバイトの純子と、島出身で今は東京住みのキャリアウーマンである成子の話。
テーマは『宿命』。
『カフー〜』とほとんど同じ時系列なので、この本を読むと『カフー〜』のサブキャラたちの心情などが色々補完される感じ。
で、
この本自体どうなのかというと、
楽しめるんだけど、
うーん。。
『カフー〜』が良すぎて、『カフー〜』の世界は『カフー〜』で完結でいいなと。
『花々』が悪いのではない。
『カフーを待ちわびて』が良すぎるのよ!!!
あの余韻のあるラストが好き。
二人はどうなったのかな?と妄想を掻き立てるラストが好き。
とにかく好き。
私の中でこの構図は、まさにFFXにおけるX-2。。
『花々』は、どうもFFX-2感が否めない。
※あくまで個人の意見です
ちなみに『カフー〜』の主要人物、明青と幸のその後が最後に3行だけ描かれていました。
良かった良かった。
前作のその後をハッピーな形で提示するって、まさにX-2。
(FFX-2.5は絶対考えちゃいけない)