※別のところで書いていた読書記録を転載。
実際に読んだのは2022年10月7日くらい。
『トーマの心臓』森博嗣(萩尾望都 原作)
「オスカー、安らかに生きることに努めなさい。それには、学問が一番良い。学問が、君を救うだろう」
「理由を知りたい気持ちはわかるが、それを知られたくない彼の気持ちも察するべきだ。知ることがすべての解決ではない。彼の気持ちを察することが大事だと思う」
「束縛をするような身内は鬱陶しいけれど、信頼していて、自由にさせてくれる人だっていると思うな。そういう人は、ずっと一緒にいなくても良くて、でも、どこかにいてくれる。生きている、というだけで、嬉しい。そういうものじゃない?」
〈人を思いやるために自分を没する、という日本的な考えとは正反対の優しさ、つまり、自分を活かし、自分が豊かに生きているからこそ他者を救うことができる、そんな力強さみたいなものだ。〉
少年少女の話っていいよねぇ。
オスカーもユーリもエーリクもいいわ…。トーマはちと情報が薄くて、もっと欲しかったわ…。
というかトーマが消化不良だった…。
話はとても面白かったのだけれど🙄
原作漫画にずーっと興味があったけど絵のハードルが高くて(ごめんなさい)なかなか読んでいなかったら、なんと森博嗣先生が小説化されていたんですね。
本屋で見てびっくりだよ知らんかった。
しかし原作通りかと思ったら原作通りでなかったという。場所も時代もセリフも違うて🤣🤣
やっぱり原作読まないといけないじゃないか。
読もう。
森博嗣は10年以上前に『女王の百年密室』『迷宮百年の睡魔』を読んだぶりだったけどその時より読みやすく感じたなぁ。別の作品も読んでみようかな。しかしシリーズ物多くてどれがいいんだかさっぱりだ😇哈哈哈
この人の著者紹介見るといっつも思い出す。
名大に行ったら森博嗣がいると思ってた。