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小1・年中姉妹の育児・家庭学習・おうち英語・おでかけについて書いています。全体的にゆるめです。

『明治ザ・チョコレート』4種食べ比べ。ベネズエラ・ブラジル・ペルー・ドミニカ共和国、個人的おすすめ。

明治から発売されている『明治ザ・チョコレート』

昔買ったときはフレーバー別?かつカカオのパーセントもバラバラだったような気がするけど、どうも最近リニューアルしたようですね。

ロハコの送料無料対策ついでにチョコレート欲しいな~と思ってみてみたら、カカオの産地別になっていました。そしてどれもカカオ70%。いいね高カカオ。

試しにベネズエラを買って食べてみたところ、すっきりシンプルな味わいで美味しい!

これはほかの産地のものも気になる…!!!ということで、年末年始ひたすらステイホームのおやつタイム用に、四種類買って食べ比べしてみましたよ。

『明治ザ・チョコレート』4種食べ比べてみた

明治ザ・チョコレート四種類並んでいる写真

先にも述べましたが、リニューアル後の『明治ザ・チョコレート』は産地別の商品展開となりました。すべてカカオ70%。なのでどれもややビターです。

産地は

・ベネズエラ

・ペルー

・ドミニカ共和国

・ブラジル

の四か国です。

そして、これら四か国のカカオの香味は

・ベネズエラ…ナッティ(ナッツの風味)

・ペルー…フローラル

・ドミニカ…スパイシー

・ブラジル…フルーティ

という言葉で表現されています。この香味・風味については後の『たべてみた』編で突っ込みたいと思うので、今は置いておいて。

私は特別チョコレートに詳しいわけではないですが、昔やった地理の記憶だとカカオの産地と言ったらガーナやコートジボワール、エクアドルのイメージがありました。なのでこれら以外の四か国をチョイスした理由がちょい気になるところです。公式サイトに載っているのかも?公式サイト重くてちょっと私のスマホでは見れない…。

できればガーナなどの国のものも食べてみたかったな~と思わなくもないですが、まぁことガーナ産のものが食べたれば、ロッテの『ガーナ』を食べればいいのか(笑)。

いやでも『明治ザ・チョコレート』のコンセプトでガーナ産のが食べたいぞー!って、おやまぁ話が脱線してしまいますな。

さっさと食べてみた編に移りたいと思います。

ちなみに、実際に食べた順でお送りしますね。

 

『明治ザ・チョコレート』ベネズエラを食べてみた

明治ザ・チョコレートのベネズエラ

私の初恋ベネズエラちゃん。

パッケージ裏に色々説明があります。

明治ザ・チョコレートのベネズエラの裏面

写真では見にくいと思うので文字起こしします!

以下パッケージ裏からの引用。

<ナッティな香りのカカオ>

(略)

大自然が広がる、ベネズエラ。世界最後の秘境とされるカナイマ国立公園が有名です。太陽が降りそそぐ、豊かな大地が育てたカカオ。その特徴は、ナッティな香り。芳ばしいコクと旨味が広がります。

そして、パラメーターは『カカオ感はややリッチ。酸味はややマイルド。ロースト感はやや強い。』

食べてみました!

一言で言うと、王道のハイカカオチョコレート

先のパラメーターもおおよそ中央付近で個性が強いわけではない。

ナッティな風味と形容されていますけど、当たり前にチョコレートの元のカカオ豆は種子なので、そのまんまな表現なわけです。イメージするチョコレートの味から逸脱するほどの、特徴的or個性的な風味はない。ザ・オーソドックス。

シンプルすっきりした味わいのハイカカオチョコレート、という印象でした。

ハイカカオチョコレートによくある風味っちゃ風味だけど、軽かったり薄いわけでなく風味がしっかりあるので、なかなか美味しいですよ。

個人的に酸っぱいチョコレートや個性が強いチョコレートはちょっと苦手なので、酸味がマイルドなこちらはかなり好きです。

 

『明治ザ・チョコレート』ペルーを食べてみた

明治ザ・チョコレートのペルー

ペルーはね、パッケージが可愛いの。

毛のモフモフ感があまりないからリャマみたいだけど、アルパカ。リャマ似のアルパカ。イラスト可愛すぎ。ピンクだし。

明治ザ・チョコレートのペルーの裏面

ペルーの説明も引用しますよ。

<フローラルな香りのカカオ>

(略)

空高くそびえるアンデス山脈が連なった、ペルー。可愛いらしいアルパカも有名です。寒暖差の激しい高地が育んだカカオは、フローラルな香りが特徴。ふくよかな味わいと、心地よい渋みが広がります。 

いやいやリャマだって有名だよ!きっと。

ペルーのパラメーターはこんな感じ。『カカオ感はややリッチ、酸味は中間、ロースト感も中間。』

食べてみました!

一言感想は、なんかロ〇テのラ〇ーみたいな風味。

噛んで広がる風味(というか風味の広がり方)がなんかお酒っぽいんです。ファァァーっと広がる。〇ミーっぽい。ラムレーズン入ってるアレです。冬季限定の。今もかな?

妊娠出産で最低でも4年は食べていないので、あくまで遠い記憶の中の…というアバウト&超無責任な例えになりますが(すみません)。

商品説明のところにフローラルとありますが、いまいちフローラルな風味というのがピンとこない。すみません、個人的感想としてはラ〇ーのラムレーズンの固形抜き。

私がお酒っぽいと感じた風味が、商品説明にある『ふくよかな味わい』に相当するのだと思われます。

渋みはそんなに気にならなかったなぁ。

んんー、ちょっとペルーの感想はあまりあてになされぬようお願いします!『ラ〇ーのラムレーズンの固形抜き』なんて感想に自信など持てません(笑)。

 

『明治ザ・チョコレート』ドミニカ共和国を食べてみた

明治ザ・チョコレートのドミニカ共和国

三枚目はドミニカ共和国です。

明治ザ・チョコレートのドミニカ共和国の裏面

これまた説明引用しまーす!

美しいカリブ海に浮かぶ、ドミニカ共和国。色鮮やかな花々が咲くリゾート地は、カカオの産地としても有名です。その特徴は、スパイシーな香り。シナモンのように感じ、重厚な酸味も楽しめます。

ええー!さっきのフローラルといい、スパイシーとか言われても分かんないよー!!!!スパイシーとか、カレーしか浮かばないっす。

ドミニカ共和国のパラメーターは『カカオ感はややリッチ、酸味はやや強い、ロースト感は中間。』

食べてみました!

一言で言うと、超渋くて酸味のきいた大人な味!

めっっっちゃ渋いです。後味もひたすら渋いです。舌に残る。びっくりしました。『重厚な酸味』とありましたが、これですか!こう来ますか!って感じ。

『スパイシーな香り』だとか『シナモンのよう』とかは、チョコレート素人にはそこまで感知できず。ただただ大人渋い味わいです。ガツン!とくる重厚さ。

これが食べたい!という気分の時にはめちゃめちゃ美味しく感じるけど、そうでない時には渋さがキツイかな。

結構パンチが効いているので、何かと合わせるのもいいかもしれないと思わせてくれる味です。がっちりはまったら、相乗効果でめちゃめちゃ美味しくなりそうな…。

ま、具体的に挙げられないんですけど(笑)。

生クリーム、種類によるけどチーズ、果物もなんかありそう。

誰か美味しい組み合わせを教えてほしい。

 

『明治ザ・チョコレート』ブラジルを食べてみた

明治ザ・チョコレートのブラジル

えー、最後はブラジルでございます。みて!パッケージ!オオハシ可愛いよオオハシ。

明治ザ・チョコレートのブラジルの裏面

はい、引用いきますよー!

世界有数の熱帯雨林が広がる、ブラジル。大きなくちばしの鳥トゥッカーノなど、個性的な動植物が有名です。大自然が育てたカカオは、フルーティな香り。柑橘のようにさわやかな酸味が楽しめます。

フルーティですって。フローラル、スパイシーとは違い、イメージがしやすくて助かります(笑)。

パラメーターはこんなん。『カカオ感は中間、酸味はやや強い、ロースト感はややマイルド。』

ねぇ、四種類ともパラメーターが『やや弱い、中間、やや強い』の間で収まってしまっているんだけど、6段階のメモリっていりました??一つくらい突き抜けたパラメーターを見てみたかったよ…。

食べてみました!

一言で言うと、トロピカルフルーツの風味がするトリッキーなチョコ。

めっちゃ面白いですこのチョコ。フルーティ。確かにフルーティ。チョコってこんなフルーティになれるのね。

ただ、商品説明に『柑橘のようにさわやかな酸味』とあるけど、個人的には柑橘類でなく、『トロピカルフルーツ的甘い芳香を感じさせる酸味』と思いましたよ。

具体的な名前を挙げると、パッションフルーツっぽいなと。パッションフルーツ好きとしてはツボです。

個人的に酸っぱいコーヒーや酸っぱいチョコレートってあまり得意ではないんですが、このフルーティな酸味はなかなか面白くて好きです。気に入りました。

酸っぱいは酸っぱいので好みが分かれるかもしれませんが、スーパーで買えるチョコでこれほどフルーティなものってそうないと思うので、珍しい味のチョコを食べてみたい方には試してみてほしいところです。

 

明治ザ・チョコレート四種類食べてみた結論

さて四種類食べ終わりましたが、皆様お分かりのように四種類とも味わいが全く異なるんです。なので、どれがいい悪いというのは人によって様々だとは思うのですが、まぁここは個人のブログなので私なりの結論を出したいと思います。

結論:多分万人受けするのはベネズエラ。

すでに述べましたが、ベネズエラはクセのない王道のハイカカオチョコレートなので、どれを食べようか迷っている方にお勧め。外す確率は低いかと思います。

そのうえで他の三種については

・ペルー…リキュール入チョコレートが好きな人

・ドミニカ共和国…渋みを楽しめる通な人

・ブラジル…甘酸っぱいフルーツフィリングのプラリネチョコが好きな人

におすすめです。

 

ちなみに個人的な順位は

1.ベネズエラ

2.ブラジル

3.ペルー

4.ドミニカ共和国

の結果でした!

シンプルな味わいのベネズエラは、気分や体調を問わずいつでもおいしく食べやすいので好き。

ブラジルは甘酸っぱくて楽しいので好き。

 

 ちなみにちなみに、夫の順位は

1.ドミニカ共和国

2.ベネズエラ

3.ペルー

でした。すみませんブラジルは食べてません。

 

人の好みによって様々な結果となりそうですね。

 

(余談)新書本『チョコレートの世界史』が面白い

この記事を書いていて、久しぶりに読みたくなってきたのがこの本。

大体10年前?大学時代に読んだ本ですが、これ一冊読めば、「カカオとは何ぞや」から「カカオと人類との関わりの現在に至るまでの歴史」までしっかり押さえられます。1000円以下で知的好奇心を満たすことができて、なかなか素晴らしい。今Amazonの評価見たら☆4.3だったので、同じように評価している人が多くいるようで嬉しい限り。

超面白くて当時何回も読んだけど、かなり内容が頭から抜けてきてしまっているので、すっごい読みなおしたい。

が、実家に置きっぱなしなんですよね。コロナで取りに行けないよ~~~~~~。

頭から抜けかけているので詳しいことは書けませんが、「カカオにまつわる世界経済史」「カカオの製菓史」などなど、単に「チョコレートっておいしいよね~~」「こんなチョコありまーす」「カカオの種類って三種類でーす」だけでは終わらない、奥深き知識・歴史・情報が盛りだくさん。

少しでもカカオやらチョコレートやらココアやらが好きな人はぜひ読んでみてください。

「へぇ、キミってそんな歴史があったんだねぇ」と摘み取ったチョコレートに語り掛けたくなっちゃいますよ(笑)。

 

おわりに

明治ザ・チョコレート四種食べ比べてみましたが、かなり味が違うので、どれがいいかはもう好みの問題です。

ここは是非、全種類食べてみてください!

それではでは。

 

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