※別のところで書いていた読書記録を転載。
実際に読んだのは2022年11月5日くらい。
『その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません』時田ひさ子
かくれ繊細さんの特性
①HSPの特性
②外向的で新しい情報や刺激を求めてしまう特性
相反する特性を併せ持つ
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才能を活かす四つのカギ
①複雑さを紐解くカギ(根本的な課題解決+感情のアップダウンをしのぐための二足のわらじを履く)
・前者を解決するのは「現在」「過去」「未来」のカギ
・後者は「気をまぎらわせる」ことが大事(要は気分転換になることをする)
②「現在」のカギ(本当の感情をみつける)
・生きづらいのは、感情を中途半端に解消しているため
・感じたことを赤裸々に表すことができないうえに、それを感じているのは恥ずかしいと思いがちなため、感情の認識を退化させがちでもある
→自分でも自分が何を感じているかわからなくなる
・感じなくなっている感情に着目しなおす
③「過去」のカギ(過去を完了する)
・かくれ繊細さんは、失敗すると傷ついて恥ずかしくなって、次の行動を取れなくなる。ショックと恥ずかしさで、すぐ立ち直れない
・人一倍恥ずかしがり屋で、寂しがり屋で、構ってほしくて、愛情を求めている
・過去のショックな出来事を受け入れる。トラウマを消す
④「未来」のカギ(未来予測、ぐるぐる思考は止められる)
・過去の出来事のフラッシュバック(ぐるぐる思考)を止めるには瞑想が効く。それから気分転換すると効果アップ
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・かくれ繊細さんは「善すぎる感覚」と「悪すぎる感覚」の両方を必ず持ち合わせている(非繊細さんが持っていない、はみ出した感受性)
・かくれ繊細さんの場合は、何度頑張っても、ポジティブで楽観的な物事のとらえ方、感じ方をするようにはならない
・はみ出した感受性を持って生まれてきた以上、はみ出した部分をなきものにすることは無理
→できることはそのはみ出した部分を「自分の一部だ」と受け入れることだけ。それが自己理解、自己肯定、自分軸に繋がる
・かくれ繊細さんは、ずっと自分という家の窓から外を見張り続けている生き物。よって疲弊しやすい
・バランスを気にする。とろうとする。
・好奇心旺盛であると同時に「怖がりである」
・お金がない、稼げないというだけで、自分に対する信頼感、安心感が大きくかわる。自己肯定感が著しく下がる
→一定額の固定収入はなるべくなくさない
・かくれ繊細さんの娯楽は「知識よく満たす系」
・人間関係がうまくいかないとき、全部がうまくいかないように感じる。しかし生きていて本当に良かったと思うのも人間関係から
・「全体最適」を自然に意識しがち
→本心を表さず周囲の人たちが喜ぶものを答えとして出してしまう
・結婚相手が非繊細さんの場合、「結婚相手とすべてを理解し合う」ことはある程度諦めなければならない(はみ出した部分を理解してもらうことはできないから)
HSPのの中でもHSS型について書かれた本。
予想してた通り私これだわ。がっつり。
アスペや躁うつやパーソナリティ障害疑ってた夫も、あぁこれだ〜とw
ずっと自分に違和感感じてたけどスッキリ。
が、ちょっと例が微妙というか論拠がふんわりというか、文章が主観的すぎる?というか、なところもあって、う~む。。。「〜ありませんか?」「〜ですよね?」「〜と思います。」が気持ち多くていささか読み疲れた。
こういう本にしては何か距離感が近すぎるなぁという、謎な感想を抱いてしまった。
口語が多いからか?パクるとかマジでとか。
あと微妙にスピっぽい点もたまにあるので信頼度が減るというか。
とはいえHSS型HSPについて知れたのは良かった!
▼HSS型でないHSP本はこちら。読みやすい。
▼HSPが幸せに過ごすには?に答える本。