何事も、タイミングって重要ですよね~。
我が家のトイレトレーニングは、まさにそれ。
おしっこの感覚に敏感に反応&関心があり、かつ、ある程度素直に聞いてくれていた1歳後半がどう考えても一人目のトイトレのタイミングだったと思うのですが、当時妊娠中~後期の妊婦だった私はどうにも頑張れる気がせず…。
二人目産まれてしばらくは、新生児育児とトイトレと並行できる気がしないし~と自己弁護してこの機を逃し。
その後もあれこれ理由をつけては先延ばしし、我が子もオムツに慣れきってしまい。
気が付けば、幼稚園入園まであと3ヵ月ー!!!
というところまできてしまいました。我が子は3歳になっちゃったよ。
2歳10か月の時にちょっとやったんですが、一度盛大に漏らしてしまい、本人がものすごくショックを受けてトラウマになりそうだったので時間を置くことにしたわけですが、置きすぎた(笑)。
ということで前置きが長くなりましたが、やっとこさ取り組むことにした我が家のトイトレの記録と、反省点やコツなどをお送りします。
【トイトレ】タイミングを逃し続けた我が家の、オムツ卒業までのまったりとした道のり。反省やコツなど。【3歳過ぎ】
我が家のトイトレ環境ですが、使用している補助便座はこちら。
キャラクターものは間違いなく子どもが食いつくでしょうが、我が家の超狭いトイレの中に飾りがついた補助便座だと存在感がありすぎなので、やめました(^^;
とはいえこれで全然オーケーです。我が子は嫌がることなく座ってくれます。
シンプルで冷たくなりにくい素材なのでおすすめです。
使用しない時は、同じリッチェルの補助便座スタンドにかけています。
こちらは可もなく不可もなく、といったところ。
トイレの設備関係で他に買ったものはありませんが、補助便座の内側側面におしっこがかかることがまれにあるので、トイレ用アルコールスプレーの使用量が増えました(^^;
トイトレ開始前に、サッとふけるスプレーやクリーナーを補充しておくと安心かと思います。
それでは具体的に書いていきますが、あまりに具体的なので、おしっこやらうんちやら、文字でもあまり見たくない方はUターンお願いします(^^;
2歳10ヵ月…3層のトレパンでつまづく
2歳8か月位からトイトレ絵本をパラパラ見せておき、トイレでするイメージを持たせておきました。
見せておいたのはこちらの絵本。多少の仕掛けがあるのと、和式トイレについても少し触れている点が良いです。うちの子は気に入って楽しく読んでいました。
2歳10ヵ月のときにいざトイトレを始めたわけですが、ある程度濡れる方が本人も意識するかな?と選んだ3層のトレパンでやってみました。
が、3層ってほとんど普通のパンツと変わらず。遊びに集中していた時に漏らしてしまったわけですが、ある程度どころか普通にびしょびしょに!
もちろん親である私たちは、子どもが傷つかないようにかなり神経使って対応したのですが、ズボンどころか床まで濡れたのが本人もかなりショックだったみたいで、トイレの便座に座るだけで泣くように。しかも号泣…。
これはいかん!トラウマになる!と即トイトレは中断することに。
3歳過ぎ…6層のトレパンで再開
幼稚園入園が迫っており、このままじゃいかんと再開。
<1日目>
いきなり布パンツ!ではなく、オムツの状態で「おしっこしたくなったら教えてね、トイレに行ってやってみようよ」と誘う。
するとちゃんと教えてくれて、トイレでできたので盛大にほめる。得意げになっているうちに、ささっと布パンツへ。
<2日目>
朝から布パンツ。2回トイレでおしっこできたが「うんちはオムツでしたい~~~」と遊んでいる最中に突然泣いたため、トイトレが嫌にならないように「そうだね、今日は頑張ったからおむつにしよっか」と、この日はもうオムツに。
とにかく子どもが楽しく前向きに取り組めるよう、子どもの気持ちに合わせる。
<3日目>
この日も朝から布パンツで2回トイレでおしっこするも、「うんちはオムツでしたい」との事前申告で以後オムツに。
<4~6日目>
親(私)がちょっと疲れていたので終日オムツ。(←非常によくない)
<7日目>
久しぶりに布パンツすすめるも嫌がる(私がサボったせい)。
「オムツでいいから、おしっこしたくなったら教えてね、トイレでしよう」と言ったらきちんと申告してトイレでしてくれたのでよかった!ただしこの日はそのままオムツ。
<8日目>
前日と同じようにオムツの状態からトイレへ。
おしっこ出たのでその後から布パンツにしようとするも、渋るので、ここでグズグズしていたら進まん!とシールブックで釣る(笑)。
「これからトイレでおしっこやうんち出来たらご褒美シールあげるね♪」と言ったら、「わかったー」と。
この約束が効果絶大で、その後トイレでおしっこ、そしてトイレで初うんちも超スムーズにこなしてくれました。うんちまでしてくれると思わなかった。そして毎回ウキウキシールタイム。
この日は午前中から寝る前まで布パンツでいけました!
<9日目>
シールやりたさに感覚が短くなっているように感じたので、
・朝布パンツに替えた時
・うんちがトイレでできた時
・夜寝るとき用のオムツに替える時
だけシールを渡すことに。シールブックのページが少なくなってきたからごめんね、と説明したらあっさり呑んでくれました。
この日も朝から晩まで布パンツ。
以後は、1日3回のシールで日中は問題なくオムツ取れています。シールもだんだん存在を忘れてやったりやらなかったりなので、良い感じです(笑)。
反省点や気づき、コツなど
お漏らし体験療法は逆効果になることも
トイトレに関して、よく「一度お漏らしして、トイレ行かなかったらどうなるかを分からせるのも大事」といったような言葉を見聞きしますよね。
なるほどー!と思っていたわけですが、我が子は割とくよくよするタイプなので、お漏らし体験は逆効果でした。
あのショックの受け具合はヤバかったです。リアルに顔に縦線入って青ざめている感じ。
夫も同じ印象を抱いていたようで、次にやるときはお漏らしショックがないように!と誓い合いました。
そして6層のトレパンで再開したわけですが、お漏らしショックを受けることなく、ちょっとずつステップアップしてできるようになっていきました。
性格的に我が子はショック療法でなくて、成功体験をコツコツ積み重ねていく方が合っていたようです(^^; ほんとごめん。
これからトイトレを始められる方には、調べたトイトレ法ではなくて、我が子の性格に合った方法をとってもらえたらなと思います。
6層でも普通に乾く
商品の口コミを見ていると、「6層は乾きが遅い! 」というのをちらほら見かけます。
それはいやだなぁというのもあって最初3層にしたわけですが、実際に6層を使ってみたら、別に乾くやん!と。
感覚には個人差があるのは重々承知ですが、過剰に気にすることないかと思います。
ご褒美あった方が子どもは楽しめるし超スムーズ
基本的に子育てにおいて、ガッツリご褒美で釣ることは避けたいなぁと思っているのですが、今回ばかりはガッツリご褒美で釣りました。
我が子は布パンツ履く履かないや、トイレでするしないなど気分(というか乗り気)にムラがあったので、逐一それに付き合っていると一進一退だし、正直疲れるんですよね(^^;
ご褒美があると、めちゃめちゃスムーズに前向きに取り組んでくれました。
最初はトイレに行く度にシールブック1ページやらせていましたが、さすがに3歳児となると多少知恵がついてきているので、ご褒美欲しさにちょっと早いけどトイレに行く、みたいなこともしやがるわけで(笑)。
そうなってくると本末転倒なので、ちょっとずつご褒美はフェードアウトさせていきました。うんちトイレでできた時だけ、とか。
ちなみに今のところ使用したシールブックは二種類。お出かけ用に買ったものの、コロナで機会がなく手を付けていなかったものです(^^;
こちらを先にやりましたが、ほどほどに頭を使う感じで、我が子ははまっていました。
上のものがなくなったので次にこちらを使っていますが、こちらは簡単すぎて子どもにとっても物足りなさそう。
後半になればそこそこなのかもしれませんが、序盤は本当に簡単すぎて、2歳でちょうどいいのではないかという印象です。ページは多いので、2歳の子ならお勧めできます!
与える順番逆にすればよかったな(^^;
トイトレに関しては褒めまくっても良いと思う
何かしらの教育論で「過剰にほめるのは良くない」みたいなのをたまに見ますが(雑誌の記事レベルしか見ないので詳しくないですすみません)、トイトレに関しては褒めまくっていいと思います。
到達点はみな同じなので。
お勉強や運動は上には上がいますが、トイレに関してはみんなできることは一緒ですからね(笑)。
我が子は褒められると得意げにノリノリになるタイプなので、最初の方はトイトレ嫌にならないようにものすごくアゲアゲしました。
お姫様ブームなので、「さすがお姫様~~~!!!すごい~~~!!!」みたいな(*´▽`*)
慣れてくると、本人もこれくらいできるし!みたいな感じになってくるのでほどほどになりましたが。
本人も嬉しそうにトイトレ取り組んでくれていたので、これに関してはめちゃめちゃ褒めて良かったかなと。褒めるとめっちゃ笑顔だし。
実際、いままでできなかったことができるってすごいですしね(^^)
途中で簡単に段階を下げてはいけない
頭ではそうなるとわかっていたけど、やはりサボったら後退しました。
一度始めたら、覚悟を持って進めなければいけませんね(^^;
トイトレはじめは、子どものトイレの回数の多さに疲れてしまっていましたが、人間とは慣れるもので、多少疲労感は薄まりました。多少ですけど(笑)。
一歳児おんぶしながらしょっちゅうトイレに連れて行くの大変ですが、これも子供の成長・自立のため…!!!
頑張りましょう(*´▽`*)
おしっこためるのは、言われないとわからないかも?
最初我が子のトイレの感覚は1時間から2時間と言ったところで、めちゃくちゃ短いわけではないですが、もうちょっと開いてくれないか?と。
というのも、「おしっこしたい」と申告する割にはのんきに横になったり、いざトイレに行って出してもそれだけなら全然余裕があったのでは?という感じだったり、そもそも一人目は全然飲み物のまないんですよね。促しても一口で終わる、みたいな(二人目は自分からめちゃくちゃ飲むので、個人差かと)。
なので、「今すぐ行きたい?まだ行かなくていい?」「(手でマル作って)これくらいたまったら教えて?」ともうちょっとためることを促したら、1~3時間延びました。
その間もじもじしたりすることなく、何事もなく動き回って遊んでいたので、体に無理もなさそう。
もしかしたら、トイレを意識するばかりに、出せる量が溜まったから「おしっこしたい」と言っていただけであって、実際はもうちょっと溜められるのかな?
ためるというのを知らなかっただけなのかな?と。
ある程度おしっこをためるというのは、意外と言われないとわからないのかもしれません。
短期決戦でないと、親も子も心身ともにしんどくなるかも
知恵袋など見ていると、スムーズに卒業できました~と回答する人は1週間前後で決めている印象。
実際にやってみて、確かに短気でガッともっていかないとしんどいだろうなと思いました。
というのも、親もトイレの仕方を教えるの初めて。子どももやるの初めて。で、双方「できるかな?」という不安が多少なりともある訳で。
その不安感が、多少なりともずーっと続くのはしんどいです…。特に子どもはしんどかろう。
我が子も2歳の時のトイトレは、状況は違えど「漏らしたらいやだ」「トイレでできない」といった不安感に押しつぶされて泣いてしまったので(T_T)
そんな経験をもとに考えると、「どうせできない…」という思いを抱かせる間もなく短気で「あれもこれもできた!」という風に気持ちを持っていってあげるのが、双方の精神衛生上よかろうという風に思います。
あくまで出来たら、の話なんですが、結果はどうであれ短期決戦のつもりで取り組む意識を持つことをおすすめします!
おわりに
まだ夜のオムツがありますが、それはまだ先で良いかな~~と思っているので、とりあえず本記事は日中のオムツ卒業までということになります。
これから始められる方に特に伝えたいのは、
・ショック療法かコツコツ成功体験か、子どもに合うのを見極めて
・親の都合では中断しない
の二点です!!!どちらも失敗して苦労しました、我が家。
ご褒美や褒めるのは各家庭の方針でいいと思いますが、この二点は各家庭共通かなと。
ぜひぜひ、子どもの性格に合った方法をとってあげてください!!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)
▼二人目出産に際して、子連れ里帰りした感想です。良いことも悪いこともたくさんあります!(笑)
▼子ども用はさみ頂上決戦。はさみの切れ味にはうるさいです(親が)。
▼育児中のイライラ対策の記事と見せかけて、マイナー音楽語りの記事。